2011/08/31

車椅子研修

こんにちは。まごころ介護の榎本です。
今日は朝からまごころ介護のヘルパー2人と車椅子で電車に乗って新宿まで行って来ました。
今日は2人に交代で乗る人、押す人をやってもらい、電車以外にも踏み切りを渡る練習、段差、坂道、エスカレーター、事故が起こるケースをあえて体験させる等盛りだくさんの内容でちょっと詰め込みすぎた感じもありましたが、充実した研修ができたと思います。

この何から何まで体験させる研修は、僕が受けさせて頂いた研修を参考に考えさせてもらったものなのですが、(そこの研修は、車椅子に乗って自分で手で漕いで電車に乗っていました。超ハードです!!)、この研修をやると車椅子の押し方が劇的にうまくなるという評価を利用者さんに頂いています。

なぜかというと、車椅子に乗ってたくさんの経験をすることで、車椅子に乗っている人が何を怖いと思うか、何を不快と思うか等のことまで身をもって学ぶことができるからです。普通にヘルパー2級を取りに行って仕事に就くだけだと、なかなかこのような機会はありません。そうすると、車椅子の扱い方を知っていても、利用者が何を感じているかが分からないまま、車椅子を押すことになってしまうのです。


以下、車椅子研修の模様です。

↓段差を乗り越える練習
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↓電車の乗降の練習
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以下、参加者のレポートです。

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今日は榎本さんを講師役として、車いすの練習をしました。踏切の渡り方や段差の上り下りの練習をしたのちに、新宿まで電車で行ってきました。本来やってはいけないとされているようなことも練習だと出来るので、「なぜそのやり方ではいけないのか」を実験感覚で学ぶことが出来ました。

車いすの基本動作である「上るときは前から、下るときは後ろから」ということも、それとは逆な間違ったやり方でやってみて、確かに正しいとされているやり方でなければならないのだということが身をもって分かりました。

また、自分が車いすに乗る側になって初めて気づいたこともあります。見る分にはわずかな段差でも、車いすに乗っていると激しい震動になります。利用者さんが不快にならないようにわずかな段差でも避けるようにしたいです。

さて、車いすにもさまざまな種類があります。それぞれに応じたやり方というものがあり、また、利用者さん個々によっても微差があるのでしょう。一人一人とのコミュニケーションはやはり重要なのだと再認識しました。

今回練習したことを生かして、利用者さんが安全に楽に移動できるよう心がけたいです。

松本直


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車いすを押してみて、注意することがたくさんあることが分かりました。踏切ではレールに前輪がはまらないように気を付ける。
前輪を上げるときは、肘を曲げて持ち手を手前に引き、足でレバーを踏み込む。力の入れ方次第では、全く持ちあがらない。段差でも同じようにして前輪を上げる。
段差から後ろ向きで降りる際は、後輪が段差を降りる瞬間に力を入れ、ガタンとならないようにする。以前は自分の腰で背もたれのところを支えないと出来なかったので、力を入れるタイミングが分かって良かったです。

電車に乗るときは、駅員さんに案内をお願いする。親切なひともいるので、ありがたい。電車内では、ストッパーをしていても動いてしまうことがあるので注意する。パンクしているとストッパーの意味がない(乗っていて怖かった)。降りる際は、電車が完全に停止してからストッパーを解除しないと危険。

新宿では、ひとが多くて進むのも少し苦労しますが、心優しい方がエレベーターをゆずってくれて嬉しかった。

エスカレーターは、タイヤの安定する位置と自分の踏ん張れる位置の確保が大切。上りでは、動きながら前輪をあげることの難しさに苦戦しました。下りは補助なしでは出来ず、筋トレをもう少ししようと思います。

車いすに乗ってみて、駅ではエレベーターがないとこんなに不便なのかと思いました。
道もがたがた。それでも、自動販売機のお金を入れるところの位置やポスト、電車内の緊急時のインターホンなど、車いすからの視点で充分なものもたくさんありました。

乗ってみないと分からないことってたくさんあるのだなと感じました。
小林里瑳


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やっぱり、体験しないと相手が何を感じるかは分からないと思います。
また継続してやりたいと思います。