
保育園の頃は、共働きの母に代わり面倒をみてくれた祖母と、よく手を繋ぎ一緒に近所へお出掛けしたものの、それ以来、一緒に歩くのが久々でした

夕焼けを眺めながら、祖母も歳をとったなぁと感じつつ、どうして、私が介護を仕事としてやろうと思ったのか、一生の仕事として取り組もうと思ったのか、原点に戻って考えさせられた気がしました

そんなある日、季節がら、久々に祖母の作るヨモギ餅が食べたくなり一緒に作ろうと言うことで、ヨモギの採り方からやり方を習い、手作りのヨモギ餅を作りました

レシピ

① ヨモギ(葉が若いもの)を採り、ゴミや汚い葉を取り除く。
② ①を茹でて、すり鉢等でつぶしておく。
③ 米粉(餅米粉を少し加えてもよい)をお湯で溶き、練る。
④ ③を蒸し器で蒸す。
⑤ ②と④を混ぜ合わせる。
⑥ ⑤の適当な量をとり、あんこを入れ、お団子にする。(きな粉をまぶす)
⑦ 食べる。
突然言い出した孫の我儘を叶えてくれようと、祖父もあんこを買いに、バイクで買い物へ行ってくれ、ありがたいことに祖父母協力の上で、無事ヨモギ餅が出来上がりました

味は、とっても美味しかったです

スーパーで買うヨモギ餅とは一味違う、手作り感満載のヨモギ餅です

��会社のみなさんへも送ろうと思ったのですが、生もので固くなってしまうということで・・・残念


最近では、ヨモギの植生も減り、またなかなか手作りのヨモギ餅を食べる機会がなく、祖父も久々で美味しいと言ってパクパク食べていました


農家ならではの食文化だと思うのですが、文化の継承も、介護同様、きっと、私たち若い世代の人が担わなければならない重要な役割なのですね


