2014/05/30

シリーズ:精神障害について ~第4回:精神障害の定義・診断基準(最新情報)~

今回は一応「第4回」ですが、番外編です。

先日、5月28日に日本精神神経学会から「精神疾患の病名を変更する」という発表がありました。
これは、前回までに話していた、昨年アメリカで発表された「DSM-5」に沿ったものです。

最も大きな変更点をまとめれば、「障害」が付く子どもの病名の多くを「症」に変えたことでしょうか。
学習障害」は「学習症」に。
アスペルガー障害」や「自閉症」は、「自閉スペクトラム症」に。
注意欠如・多動性障害」は「注意欠如・多動症」に。

また、大人に多い病気でも病名の変更があります。
パニック障害」は「パニック症」に。
性同一性障害」は「性別違和」に。
アルコール依存症」は「アルコール使用障害」に。

などなどです。
それ以外にも、今後の研究が必要な病態として「カフェイン使用障害」「インターネットゲーム障害」が盛り込まれています。

しばらくの間は、従来の病名と新しく変更された病名が混在することになると思われます。
取り急ぎ、簡単なご報告まで。
まごころの松本でした。