有限会社ステラTokyo(まごころ介護)では、介護人材の確保および定着を促進し、全ての職員が心身ともに健康で長く働き続けられる職場環境を構築するため、福祉・介護職員等処遇改善加算を算定しております。当事業所では、国の指針に基づく「職場環境等要件」について、以下のような具体的な取り組みを実施し、サービスの質の向上に努めています。
入職促進に向けた取組
③ 他産業からの転職者、主婦層、中高年齢者等、経験者・有資格者等にこだわらない幅広い採用の仕組みの構築
当事業所は、介護業界の経験者や有資格者に限定することなく、他産業からの転職者や主婦層、中高年齢者、さらには外国籍の方まで、多様なバックグラウンドを持つ人材を積極的に採用しています。個々のライフスタイルやキャリアビジョンに合わせた勤務形態を提案することで、誰もが活躍できる懐の深い採用体制と受け入れの仕組みを構築しております。
④ 職業体験の受入れや地域行事への参加や主催等による職業魅力向上の取組の実施
介護職の社会的な魅力を広く発信するため、地域に根ざした活動を推進しています。公式サイトより職業体験を受付け、希望者にはそのまま入職面接も実施可能な体勢を整えております。
資質の向上やキャリアアップに向けた支援
⑤ 働きながら国家資格等の取得を目指す者に対する研修受講支援や、より専門性の高い支援技術を取得しようとする者に対する各国家資格の生涯研修制度、業務関連専門技術研修等の受講支援等
無資格・未経験で入社した職員がプロフェッショナルとして成長できるよう、手厚い資格取得支援を行っています。障害のある方へのケアに必須となる「重度訪問介護従業者養成研修」については、受講費用(約2万円相当)を会社負担で全額補助しています。さらに、実務者研修や介護福祉士、喀痰吸引研修といったより専門性の高い上位資格の取得に向けた手続きのサポートや、資格取得に伴う時給アップ制度を整備し、生涯にわたるキャリア形成を支援しています 。
⑧ 上位者・担当者等によるキャリア面談など、キャリアアップ・働き方等に関する定期的な相談の機会の確保
職員一人ひとりの声に耳を傾けるため、年に1度キャリアアップ相談会の開催を告知し、管理者やサービス提供責任者による個別のキャリア面談を定期的に実施しています。日々の介護業務における悩みや将来のキャリアパスに関する相談はもちろんのこと、事業所内で併設している保育事業との兼務希望など、個別の事情に応じた柔軟な働き方について直接対話する機会を確保し、離職防止とモチベーションの向上に努めています。
両立支援・多様な働き方の推進
⑨ 子育てや家族等の介護等と仕事の両立を目指すための休業制度等の充実、事業所内託児施設の整備
介護業界における深刻な課題である「待機児童問題による離職」を防ぐため、平成30年に世田谷区若林において企業主導型保育事業「空と虹の家保育園」を開設しました。自社の介護業務に従事する職員がこの保育園を利用する場合、勤務時間中の保育料を補助する独自の制度を運用しており、子育て世代が安心して職場復帰し、仕事と育児を両立できる環境を強力に支援しています。
⑩ 職員の事情等の状況に応じた勤務シフトや短時間正規職員制度の導入、職員の希望に即した非正規職員から正規職員への転換の制度等の整備
当事業所では1ヶ月単位の変形労働時間制を採用し、職員の家庭の事情や体力に合わせた極めて柔軟なシフト調整を行っています。「8:00〜15:00」の時短勤務や「16:00〜22:00」の夕夜間帯、深夜の夜勤専従など、多様な働き方を選択することが可能です。
腰痛を含む心身の健康管理
⑯ 業務や福利厚生制度、メンタルヘルス等の職員相談窓口の設置等相談体制の充実
対人援助職特有のストレスや心身の疲労を軽減するため、総務部や事務担当者が中核となる職員専用の相談窓口を設置しています。業務上の人間関係や技術的な不安、福利厚生の利用方法、メンタルヘルスの不調に至るまで、プライバシーを保護しながらいつでも相談できる体制を構築し、健康管理の充実を図っています。
⑰ 事故・トラブルへの対応マニュアル等の作成等の体制の整備
訪問現場における職員の不安を払拭するため、「事故・苦情対応マニュアル」を完備しています。緊急事態やクレームが発生した際の報告経路(ヘルパーからサービス提供責任者、そして管理者へ)や責任体制を明確に定めています。万が一の事故発生時には、個人の責任を追及するのではなく、組織全体で客観的な原因分析を行い、仕組みとしての再発防止策を策定する「心理的安全性の高い安全文化」を醸成しています。
生産性向上(業務改善及び働く環境改善)のための取組
⑱ 現場の課題の見える化(課題の抽出、課題の構造化、業務時間調査の実施等)を実施している
現場で発生する様々な課題を感覚ではなくデータとして把握するため、定期的な課題抽出アンケートを実施しています。Google Workspace等のクラウドツールを活用し、収集したデータを自動集計して課題を構造化するとともに、日々の業務時間を可視化する調査を行うことで、客観的なエビデンスに基づいた業務プロセスの改善サイクルを回しています。
⑳ 業務手順書の作成や、記録・報告様式の工夫等による情報共有や作業負担の軽減を行っている
煩雑になりがちな介護請求業務や各種行政対応について、詳細な業務手順書(マニュアル)を作成し、スタッフ間で共有しています。また、毎月の実績記録やサービス提供記録のフォーマットを工夫し、Google ドライブ等のクラウドストレージを活用してペーパーレス化と情報共有の迅速化を図ることで、事務作業にかかる間接的な労働負担を大幅に軽減しています。
㉑ 業務支援ソフト(記録、情報共有、請求業務転記が不要なもの。)、情報端末(タブレット端末、スマートフォン端末等)の導入
手書きによる記録や請求業務への二重転記という非効率な作業をなくすため、Google Workspace等のクラウドツールを導入しています。また、従業員が所有するスマートフォン等の情報端末を活用し、外出先や訪問先からでもセキュアな環境でスケジュールの確認やチャットツールを用いた業務連絡を即座に行えるICT環境を整備し、連絡調整の迅速化を実現しています。
やりがい・働きがいの醸成
㉗ 利用者本位の支援方針など障害福祉や法人の理念等を定期的に学ぶ機会の提供
「家族主義」や「地域共生」といった当法人の基本理念が形骸化しないよう、毎月開催される月次定例会議や、年1回の全体オンライン研修を通じて、理念や利用者本位の支援方針について全職員で学び直す機会を設けています。これにより、多様なバックグラウンドを持つスタッフの価値観を統合し、一丸となって質の高いケアを追求する土壌を育んでいます。
㉘ 支援の好事例や、利用者やその家族からの謝意等の情報を共有する機会の提供
日々の訪問介護の中で生まれた優れた支援の工夫(好事例)や、利用者およびそのご家族から寄せられた温かい感謝の言葉を、定例会議の場を通じてスタッフ全員に共有しています。単なる業務報告にとどまらず、現場での小さな成功体験や感謝の言葉を組織全体で称え合うことで、介護職としての誇りと働きがいを継続的に醸成しています。